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OBチーム 軽自動車耐久レース参戦
2003年 10月12日(日) スポーツランド信州
関東学生自動車連盟主催 大学OB対抗 軽自動車6時間耐久レース

昨年多くの皆様にご参加をいただきました、関東学生自動車連盟主催 大学OB対抗軽自動車6時間耐久レースが、今年は10月12日(日)に開催されました。
例年「体育の日」の連休を利用しての日程で開催されており、当ホームページとしては昨年は開設後初のレースイベントということもあり、今回で2回目のレポートになります。
今年も、関越自動車道の連休渋滞の中OB有志の皆様が集まり、前日11日(土)から泊り込んでの現役時代さながらの「合宿」のような気分での参加となりました。
土曜日の前夜祭から、レース当日の今年も起きたドラマをお送りします。

前日11日(土) 前夜祭
今年も、上田市の「わしば山荘」にメンバーが集まりました。
乾杯でスタート。
昨年の教訓から今年は出発時間を早くして、まだ明るいうちから宴会を始めることができました。
笠間さんと田口さんは、車両運搬のローダーを借りれる時間の関係で遅れての参加になりました。
お疲れさまでした。
みんなでバーベキューの網を囲んで楽しい夕食兼宴会。
信州の涼しい秋の風の中、お酒と箸がすすみます。
今年は、春日さん、樋口さん、寺内さん、露口さん、井口さん、渡辺摩弥子さん、そしてTeamAGOBACメンバー高井さん、蒲谷さん、笠間さん、田口さん、にっぽ監督、管理人(沼田)そして第1戦以来久しぶりに中本さん、宮尾自動車部監督が参加しました。
さらに蒲谷さんの奥様も応援に駆けつけてくださいました。
井口さんと、渡辺摩弥子さんは初参加です。

今年も、樋口シェフの万全な準備のおかげで美味しい夕食となりました。ありがとうございました!。

来年もみなさん参加してくださいねぇ・・・・・。
宴会を盛り上げたには、ご存知「応援指導部長」寺内さん。
この日は、新たにOBチーム「宴会部長」とお呼びさせていただきたいくらいの元気で場を盛り上げてくださいました。
寺内さんを囲んで爆笑の輪が。

10月11日(日) レース当日

朝起きたら、昨夜のうちに雨が降ったらしく辺りが濡れていました。朝3時頃大きな音がするくらい雨が降っていたそうです。
ということは、コースはウェットコンディション・・・・初参加の方、1年ぶりの方には・・・・・と、思いつつ「まあホコリだらけにならなくていいかぁ」などと考えながらスポーツランド信州に乗り込みました。
手前からAGOBAC2号車、奥が1号車。
1号車には、田口さん、宮尾さん、高井さん、蒲谷さん、にっぽ監督、管理人(沼田)が乗ります。
2号車には、中本さん、井口さん、露口さん、寺内さん、春日さん、笠間さんが乗ります。
樋口さんは今回は乗車せずピットで走りのアドバイスを。



今回の参加メンバー紹介
開会式です。
レース前ですがリラックスしてます。
日も射しはじめて、天気は心配なさそうです。
徐々にコースコンディションも良くなりそうです。
「平塚モータース」さま
度々セーフティ・ローダーを格安で貸していただいてます。

「カサマ香料」さま
言わずと知られた、TeamAGOBACの重鎮、笠間さんの会社。
いつも壊れるたびにご迷惑をおかけしてます。

「アトム油」さま

TeamAGOBACメンバー蒲谷さんの会社
オイル類のご提供をいただいてます。
スタート位置についた2号車
ドライバーは中本さん。
雪のKCOC第1戦以来の参加ですが、あの時はコースコンディションの悪さから乗車せず。走るのは久しぶりのことになります。
1号車は田口さん。
KCOCシリーズ戦をフル参戦中のAGOBACレギュラーメンバー。
1年に1度の参加の他大学には負けたくありません!
第一ドライバーにエース投入をして高ポジションで6時間を走りきる作戦です。
そしてレースはスタート・・・だが・・・・
2周のオープニングラップの後、グリーンフラッグでレーススタート。
6時間に及ぶ耐久レースの始まりです。

ゼッケン44番は、AGOBAC2号車。
ドライバーは中本さん。
堅実に走ることを心がけ無理をしない走行。
しかし、専修大が44番を抜いた直後に目の前でスピン!
避けきれず逆側ドアに激突!相手の車はガラスを破損。
こちらは走りに影響は無く、1時間を走り切った。
田口さんドライブの51番(AGOBAC1号車)。
路面状況も良くなりこれから順位を上げようとしたときにトラブル発生!。
左フロントのナックル部分がなんと折損して左前輪が外れた。
パドックに戻ってきた田口さんからの状況報告を聞いて、工具とパーツが用意され、田口さんはコース上で車を修理。
約30分の修理時間を要し、ピットイン。
コース上で完璧に修理された55番は、2番手の宮尾さんにバトンタッチ。
宮尾さんドライブの51番AGOBAC1号車。

しかし、再びこの車に不幸が襲う。

なんとオイルパンのドレンボルトが抜け落ちてオイルが一気に流出。
エンジンは異音を立てた・・・・・・。
ピットに戻ってきたときにはオイルはすっかり抜けてエンジンからは異音を発していた、明らかに焼きつきの症状が・・・・・。
ドレンボルトを取り付けて、オイルを入れる。
再びエンジンが掛かるが異音は消えない。

しばらく様子見で高井さんが走ってみるが症状は良くはならない・・・・・。
6時間の最後1時間で走ってゴールだけでもさせようとピットに戻した。
51番AGOBAC1号車とは対照的に順調に走行を重ねる44番AGOBAC2号車。
中本さん→井口さん→露口さん→寺内さん→春日さんへとドライバー交代を続ける。

51番がトラブルを抱えてしまったので、せめて44番だけでも完走をして欲しいです。
初めてのレースドライブを終えた寺内さん。
なんか足が吊ったとか・・・・・。
予定より早くピットに帰ってきましたがこの笑顔です。
パドックでのくつろぎのひととき。
話題は、学連女子チームで参加の渡辺摩弥子さんが速い!ということ。
44番は、春日さんの後に笠間さん再び井口さんがドライブ。
そのとき突然エンジンがフケなくなる症状に陥りました。
懸命の修理、再走行、再修理の後なんとか復旧。

ゴールを目指して走り続けます。
51番、AGOBAC1号車。
焼き付き症状が出ていたため、しばらくピットに待機。
レース残り1時間半前に、にっぽ監督が1周。
その後管理人(沼田)が走行。
エンジン回転数は4000回転を限度に走行したが、20分後ついに本格的に焼き付いてオイルをぶちまけてピットに戻りました。
長い間活躍をしたAGOBAC1号車(福島VIVIO)。
ボディもずいぶん使用しているのでガタガタ。
エンジンも今回で息絶えた。

みんなで「ごくろうさま」の感謝を込めて合掌・・・・・。
44番、AGOBAC2号車は最後のドライブを再び春日さんに託しました。
なんとか無事にゴールしてほしいものです。
着実に周回を重ねて6時間を走り切った44番。
完走でチェッカーフラッグを受けました。
喜びの拍手の中ピットに戻ってきた春日さんと44番。
みんなで記念撮影です。

今年もいろいろありましたが無事1台は完走。
お疲れ様でした。

悔しいですが、今年もいろいろ起こってしまいました・・・・・・・。
車をしっかり造っては来ているのですが、貧乏チームのため新品のタイヤも準備できず。
明らかにチェックミスからのトラブルでのリタイヤなど、1台完走ながらも悔しい結果になりました。
今後の活動、車の製作方針など悩みは多いですが、これからもがんばりたいと思います。
みなさまのあたたかいご支援・ご声援ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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