2007年 第5戦(最終戦) 参戦記
第4戦、予定外のリタイアでノーポイントに終わり、念願のエキスパートクラス昇格に黄色信号が明らかに灯ったAGOBAC。
問題の「吹けない病」は、KCOC最終戦前の学連戦でも変わらず、最終戦を迎えるにあたり、キャブレターのオーバーホール、配管の見直し等、原因と思われる事を一つ一つ潰して、大学グランドの坂道でのテスト走行までやりました。
それでも、「?????」の状態。。。。
最終戦、もうやれることは全部やり切るしかありません。
唐松林が色付いた清里高原を行く、積載車両。

今年も最終戦を迎えました。
年月が過ぎるのは本当に早い。


今年も最後のわしば山荘泊まり。
明けて、レース当日の朝。
SPL信州はもう冬の装い。まだ日も昇ってません。

そして、最終戦のAGOBACには、KCOC会長・原さんの姿が。
海外赴任で暫くの間KCOCを離れることとなった原さん。
AGOBACに電撃移籍していただき、レース参戦です。
ご覧の通りのSPL信州。
夜明けと共に、霧に包まれてしまいました。
車検場にて。
何と「AGOBAC劇場」(笑)。
左ロアアームの付根のボルトが緩んで、ロアアームが落ちていました。
そういえば、往路のサービスエリアで積載車の上のマシンを揺らしたら「カタン・・・」という軽やかな音がしました。。。。あれは、ロアアームが外れていた音???

幸先悪いAGOBAC?
最終戦開会式。
皆さんすっかり冬支度。
KCOC原会長、最後の司会。
霧が晴れていない状態ですが、2周のフォーメーションが始まりました。
日章旗が振られて、レーススタートです。
1時間目、井口さんが無事に走り切り
2時間目、原さんの出番です。
チーム全員で、マシンのチェック。
万全の体制で送り出します。


井口さんによると、2代目程ではないけれども、いくらか吹けない病は解消されている模様。。。。
原さん、久々のレース走行。
会長が快調に走っています(おやじギャグ?)。
ところが、原さん走行中に、AGOBAC3代目(セルボ2)に異変が・・・・。
左リヤショックの付根部分が破損して、ショック上部が車体から外れている状態に・・・・。
リヤの挙動がおかしくなってきました。
それでも原さん、持ち分の1時間を走り切りました。
リヤの挙動がおかしいので、ドライビングは慎重にせざるを得ません。
会田さんも丁寧な走りで、1時間を走りきりました。
西日に照らされて、ギャラリーコーナーを駆け下る高井さん。
木々が色付いたSPL信州。
風も冷たく、冬が近づいてきているのが分かります。
落ち着きの無い左リヤの挙動に、丁寧に慎重に走る高井さん。
何と、自己ベストを次々と更新する走り。
柔らかくなったリヤセッティングと丁寧な走りが意外な相乗効果?。
また一つ来シーズンへの勉強になりました。
最終ドライバーは蒲谷さん。
今年のAGOBACはラストを蒲谷さんにお任せしました!。
最初はリヤの挙動に戸惑っていたようですが、これもまた丁寧な走りでラストを飾ります。
チェッカーが振られて、6時間のレースが、そして07年シーズンが終わりました。
みなさまお疲れ様でした!。
完走後、記念写真。
皆様お疲れ様でした!

完走でポイントを得ることが出来、ポイント争いで我々の上にいたチームがアクシデントでリタイヤしたりとで、何と何とエキスパート昇格が転がり込んできました!。
「最後まで諦めない!」を続けてきてよかった!。

AGOBAC!エキスパート復帰!おめでとう!

今年も、色々ありましたけど、最後に念願のエキスパートクラス復帰を成し遂げることができました。
終わり良ければ全て良し?。今年色々あったことも、チームにとってはかけがえの無い財産。

来年は、大願成就を祈念して・・・・・。
皆様、お疲れ様でした!。